通気性の高い塗料を選ぶ
通気性の高い塗料を選ぶ
外壁塗装においてどんな塗料を選ぶかは非常に重要な問題となります。
選ぶ塗料によって、建物の寿命も大きく変わってくるからです。
外壁塗装に使われる塗料の中でも、最もお勧めなのは通気性の高い塗料でしょう。
そうでないと、せっかく外壁塗装をして外見を綺麗に仕上げたとしても、建物の内部に結露を発生させてしまうことになり、それがカビの原因になる場合さえあるからです。
通気性が高い塗料であるという理由で広く使用されているものに、浸透性塗料と呼ばれるものがあります。
この浸透性塗料には、建物の内部の水分を徐々に抜くという性質が備わっているため、コンクリートでできた壁の水分を抜く上で非常に大きな役割を果たしています。
また、この塗料には湿気防止の働きがあると同時に、湿気の流れを作る作用もあるため、塗膜の膨れが出来にくくなり扱いやすい塗料としても有名です。
この種の塗料を使って外壁塗装をするなら、建物の寿命を延ばす結果にもなることでしょう。
外壁塗装には艶があるものと艶消しタイプがある
外壁塗装をする際の塗料には、艶があるタイプと艶消しタイプがあります。
どちらにしようか悩んでしまう人も多いと思いますが、それぞれ異なった特徴を持っています。
艶があるタイプの塗料は、光に反射してキラキラと光るものをいいます。
明確な定義はありませんが、見た目などで判断することが多いようです。
それから半分程度や3分程度に抑えられているものもあります。
外壁塗装をした際には、年数が経過するにつれて落ちていきます。
それに対して艶消しタイプは、キラキラとしていないので落ち着いた印象になります。
周囲との調和も良いので、街並みに合わせやすいというメリットがあります。
艶があると屋根に塗った際には反射して眩しいということがありますが、艶が無いとそういった心配はありません。
ただし、商品によって品質や特徴は異なりますが、艶ありタイプに比べると汚れがつきやすいものもあります。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、それをよく考えて選ぶ必要があります。